攻めのシグマ、勢い衰えず!さらにまた4本新レンズを投入へ

2017年12月2日

SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM キヤノン用 フルサイズ対応

シグマの勢いが止まりません。2017年のCP+に合わせて、また4本の新レンズを投入してきました。

しかもうち2本はまた今までになかったような明るく高画質のArtラインのレンズ、1本はカメラメーカーも含め、各メーカーがしのぎの削り合いをし続ける「大三元」レンズの一角です。

シグマが今年登場させる新レンズ4本を取り上げます。

14mm F1.8

35mmフルサイズ対応で14mmの超広角レンズをまさかの開放F値1.8で登場させてきました。

今までこの焦点距離の単焦点レンズは、F2.8が最も明るいレンズだったと思います。それを一絞り分以上明るいレンズで世に出してきました。

その代わりサイズと重量は凄いことになっています。

持ってみると「ガラスの塊」感満点のレンズになっているのではないかと思います。

前玉の出っ張り度合いも半端なく、固定式のレンズフードがなければ、とても怖くて扱えないレンズになっていたかもしれません。

発表されたMFTのグラフを見ると、この明るさでこの焦点距離ながら、周辺までかなり良好な画質が保たれていそうな雰囲気です。

スペックを考えると驚異的な光学性能と言えるかもしれません。

135mm F1.8

このスペックのレンズは他社にもあったかもしれません。それでも望遠レンズとして驚異的に明るいレンズの1本です。

やや長めのポートレイト用レンズとして、恐ろしく薄い被写界深度を使える1本になってくれそうです。

こちらも重量は半端なく、軽く1kgを超えるレンズです。その分、フォーカス系も重量がかさむのか、レンズの向きを検知する加速度センサーを持ち、その情報を元にモーター駆動のアルゴリズムを調整しているそうです。

こちらも開放F値を考えるとMTFのグラフは素晴らしいものになっています。

ボケ味なども非常に期待されるレンズです。

24-70mm F2.8

カメラメーカー各社がレンズラインアップのフラッグシップ的にその性能を競い合う最先端のレンズ、24-70mm F2.8のクラスにシグマが再び殴り込みをかけるイメージでしょうか。

光学式の手振れ補正機能を搭載した上で、Artラインからの製品投入になります。

キヤノンやニコンの同クラスのレンズと比べて全長が短めに見える、ゴロンとしたデザインのレンズです。

ただ、フィルター系は82mmあり、かなり大柄レンズに見えます。物量に糸目を付けないArtラインだけに、重量も1kgに迫る、あるいは超えてくるものになるかもしれません。

ただ、公表されているMTFのグラフは比較的控えめというか、あまり見栄えのしない感じのものでした。実写でどんな写りになるのか、サンプル画像の公開を待ちたいレンズです。

100-400mm F5-6.3

こちらは今回発表された中では唯一のContemporaryラインのレンズです。より一般向けの性能のレンズ、と言えると思います。

特徴はこの焦点距離のレンズとしては非常にコンパクトで軽量なこと。

開放F値をF5-6.3に抑えることで、400mmに手が届くレンズとしてはとてもコンパクトな仕上がりを実現してきました。

400mmまでのズームレンズで67mmのフィルター径というのは、かなり画期的なレンズの「細さ」だと思います。

Contemporaryラインのレンズですが開放F値を欲張っていないせいか、望遠端でもMTFのグラフはかなり良好そうなものになっています。

こちらも写りが楽しみなレンズになりそうです。

あとは価格面で頑張りを見せてくれると、より多くの人が超望遠の世界に踏み込むきっかけとなってくれる1本になりそうです。

まとめのようなもの

シグマがなかなかCP+に合わせての新製品発表を行なわないので、今回は新製品発表を見送るのかと思いました。

が、そこはやっぱりシグマですね。凄いインパクトのある製品を持ってきました。

今までにないスペックのレンズもあり、また他のレンズメーカーやカメラメーカーが驚くラインアップになっているかもしれません。

ユーザーとしても非常にこれからの展開が、他メーカーも含めて楽しみになるレンズたちです。