サイバーショットRXシリーズのコアだけを抽出したようなカメラDSC-RX0登場

2017年12月2日

ソニーのDSC-RX0の情報ページ

 

ソニーの1型センサー搭載高級コンデジのラインにユニークな機種が登場しました。

RXシリーズのカメラ機能のコアだけを取り出し、その他の付加機能をギリギリまで削り取ったようなカメラです。

まさに「ゼロ」な雰囲気を持つカメラに仕上がっていると思います。

カメラ機能は高性能

DSC-RX0はソニーご自慢の積層型の1型センサーを搭載しています。

有効画素数は約1,500万画素クラス。

35mmフルサイズ換算で24mm相当となる広角の単焦点レンズを搭載していて、最近のコンパクトデジカメでほぼ必須となっている光学式のズームレンズを持ちません。

本体サイズもまさに余分なものを削ぎ落とした、という小ささで一般的なアクションカムレベルの小ささになっています。

そんなサイズでも撮影機能自体はかなり高機能で、積層型センサーの機能を活かしたローリングシャッター歪みの小さな電子シャッターである「アンチディストーションハイスピードシャッター」が採用されています。最高1/32,000秒の高速シャッターが使えます。

毎秒16コマの連写も可能で、ISO感度は最高12,800が利用可能。

JPEG形式に加えてRAW形式での記録も可能など、静止画撮影カメラとしてかなりの高機能を誇ります。

動画撮影では本体のみでフルHDの60p動画の撮影が可能。HDMIケーブルから4k動画の出力が可能になっていますので、外部レコーダーとの組み合わせで4k動画の録画にも対応します。

加えて最大毎秒960コマのスロー撮影が出来るなど、非常に機能の高いカメラに仕上がっています。

アクションカム的な雰囲気を持つが

加えてDSC-RX0はかなりの防水、耐衝撃性能も併せ持っています。

本体のみで10mまでの防水性能があり2mからの落下に耐える耐衝撃性能を持つ上、200kgfの耐荷重性能もあります。

ただ、本体には電子式も含め手振れ補正機能を一切持っていません。

こういった観点からか、ソニーではこのカメラをアクションカムとは考えていないようです。

本格的にアクションカムとして活用するには、ブレを補正可能なジンバルとの組み合わせが必要になるでしょう。コンパクトな形状と軽さ、画質の良さから、カメラ部を交換可能なドローンとの相性は抜群にいいかもしれませんね。

実際、今の高性能なドローンならば、下手な手振れ補正機能付きカメラや、一般的な動画撮影のカメラマンの手による撮影を軽く超えるような安定したブレのない映像の撮影が可能になっていますから。

RXシリーズの高画質を幅広いジャンルに

DSC-RX0はオプションとの組み合わせで、複数台のカメラを連動させて撮影することも出来るシステムになっています。

1つの被写体の周囲にたくさんのDSC-RX0を設置して連続撮影を行ない、その画像を合成して動画にしていくことで非常にユニークな動画の作成も可能です。

また、専用のハウジングに納めることで100mまでの潜水も可能になります。

カメラとしてかなり高い基本性能を持ちながらミニマムなサイズを実現することで、今まで画質面をある程度諦めなかった用途にもRXシリーズの画質を持ち込むことが出来るようになります。

そういう観点ではソニーがDSC-RX0を単なるアクションカムとはポジショニングしていない理由も分かる気がします。