自然が豊か、と言うことは宝物

今年の冬に何度もラッセル車を撮りに行った東恵橋周辺、オオワシやオジロワシが住み着いています。渡りをしなくなって留鳥の状態になっているかどうかはまだ分りませんが、毎年何つがいかをあの場所で見て、撮影もしてきました。

元々オジロワシなどは冬になると北海道に渡ってくる鳥で、知床半島周辺などでは多くの個体を観察できます。

近年はその生息域が北海道全土に近いぐらいまで広がっていて、道北の天塩川沿いにある程度の数が分布しているようです。また、道内の環境の改善などの条件もあってか、渡りを止めて北海道に定住する個体も増えているそうです。

何度もオオワシやオジロワシを見る機会があったせいか最近は空を見ていることが増えたのかもしれませんが、たまたまこの冬はちょっと驚きの場所でオジロワシを見かけました。

なんとイオンショッピングセンター駐車場で

この冬オジロワシを見かけたちょっと驚きの場所とは、イオンショッピングセンターの駐車場上空でした。

しかも飛んでいる高度はかなり低め。換算400mm程度の望遠レンズでもそこそこの大きさに写し取れるようなところでした。

見かけたオジロワシはどうやら幼鳥だったようで、まだ翼の内側の羽根がキレイに生え替わっていない様子。まだらな色合いでした。ただそれでも翼を広げた大きさはさすがで、ゆったりと空を行く様子は風格を感じさせるものでした。

そのまま町のど真ん中上空を横切るように北に飛んでいったのですが、そちらの方向はラッセル車撮影ポイントがある所でもあります。やはり東恵橋周辺の森に棲む個体だったのかもしれません。

恐らく天塩川沿いに餌を探して上流に遡ってきたのでしょう。

見かけたイオンショッピングセンターは直線距離だと天塩川から500mほどの場所にありますから。

ちょっぴり検索して生態を確認

オジロワシの幼鳥を見かけた後、ネットでちょっとオジロワシの生態に関する情報を集めてみました。もしかしてうちの町の森で孵った幼鳥かも?と思いましたので。

調べた結果からすると、普通に渡りをするオジロワシならば別の場所で孵った個体のようで予想はハズレだった感じです。

一般的にはオジロワシは5月頃に羽化して巣立った後も12月ぐらいまでは親と一緒に過ごすらしいです。だとすると、見たタイミングから考えれば、あのオジロワシの幼鳥は親から離れて独り立ちした直後、ということになりそう。

町の上空を平気で飛んでいたことから、人間に対する恐怖みたいなものはあまりなさそうな感じですね。そのままうちの町の周辺に住み着いてくれたらうれしいのですが。

最近はアオサギも

子どもの頃うちの町でアオサギなどを見かけた覚えがあまりないのですが、今はある程度の数のアオサギもうちの町の東側の森に住み着いたようです。

朝夕に町の上空を行き交う様子が毎日見られるようになりました。

東の森をねぐらにしていて、町の西側にある天塩川の浅瀬や水田に水が張られている時期には水田で餌をとっているのだと思います。

最近は水田でも減農薬がどんどん進んでいますので、田んぼの生態系をあてにしている生き物がだんだん戻ってきてくれたのかもしれません。

予想が正しいのだとしたらちょっとうれしいことですね。

渡りをする白鳥が中継地としてうちの町の周辺の旧河川を利用しつつ田んぼで落ち穂拾いをしていたりもしますし、やはりそういった関係の環境は改善されてきているのかもしれません。

最近、春先からはお向かいのお宅の庭の松の木のあたりからアカゲラのドラミングの音が聞こえてきたりもします。このようなさまざまな野生の生き物たちに普通に会えるということ自体とても素晴らしい宝物のように思えてきます。

田舎暮らしならではの醍醐味の一つかもしれませんね。