うちの町にも大きな菜の花畑がありました

つい先日、うちの町周辺だけを扱う超ローカルな新聞に菜の花畑が見頃、との記事が載りました。写真の写りなどから見て緑肥用に作っている小さな菜の花の群落を切り取り方で上手に見せているだけ、なのかなと判断して半分流していました。

ですがその後ちょっと時間があったので家族と一緒にちょっとしたドライブ気分でその風景があると聞いた場所に出かけてみました。

そうしたら現地はいい意味で完全な予想外。
素晴らしい景色が待っていました。

北海道らしい1枚の畑がすごく大きな、多分1箇所で1haとか2haとか、それぐらい大きな菜の花畑が最高に見頃なタイミングで広がっていたのです。

多分、油採り目的

北海道ではあちこちで休ませている畑にからし菜などを植えて畑にすき込み畑の養分として使うことが良く行なわれます。ヒマワリなんかでも同じような植え付けが行なわれますね。

こういった使い方は「緑肥」と呼ばれます。

今回新聞記事になった菜の花も最初はこの緑肥だと思いました。うちの町では本格的に菜の花・菜種を栽培して油を取ることを行なっているとは思っていなかったのです。

ですが、現地に行って実際に菜の花畑の規模を見ると、あれはまず間違いなく菜種油を作るための植え付けだと思える畑の大きさ&数でした。

1箇所だけではなくヘクタール単位の畑が10箇所近くあったと思います。

うちの町ではひまわり油の商品化に取り組んでいます。これの延長で例えばオーガニックな油として菜種油もブランド化を目指しているのかもしれません。

ただ、ひまわり油とは違い差別化がなかなか大変だと思います。
でも頑張って欲しいですね。

名寄市智恵文地区の東側

今回気がついた菜の花畑は名寄市智恵文地区にあります。智恵文地区の中でも東側、JRのラッセル車撮影の名所である東恵橋にも比較的近い方面にあります。

そのあたりの地形は美瑛周辺ほど起伏に富んでいるわけではありませんが、なだらかな丘陵地帯で地形のメリハリがある写真向きの地形です。

今回行ってみた畑のうち一箇所は、すぐ側にちょっと高さがある橋がありました。これによりちょっと上のアングルから写真が狙える形になっています。

非常に畑一つ一つが大きいので、ドローンによる空撮などはすごく効果的なロケーションかもしれません。

季節的にはちょっと難しい

5月中旬というのは北海道ではまだ緑が色づき始める時期で、畑や田んぼにはあまり色がありません。おこされたばかりで土色の畑が広がっていたりするケースの方が多いですね。

このため素晴らしく綺麗な黄色の菜の花でも「色のコントラスト」で画面を構成するのはなかなかに大変です。

周辺の山は新緑の季節でさまざまな種類の緑のパターンがありますので、望遠レンズで圧縮効果を使ってこちらと重ねる手はあるかもしれません。

また、出来れば天気がいい日の青空と上手く色を組み合わせたいところです。

薄曇りでも非常に黄色がキレイに出てくれますがやはりこの色は晴れの直射日光の下で撮影したいですし、青空とのコントラストを楽しみたいところです。

今年は北海道でも桜がものすごく早かったのでさくら色とのコントラストは楽しめませんでしたが、平年の開花時期ならもしかしたら菜の花の黄色、さくら色、青空の水色との組み合わせが狙えるかもしれません。