ものすごく久しぶりに神居古潭に行ってみたら思いの外良かったお話

道北の中心都市、旭川の郊外に神居古潭という景勝地があるのをご存じでしょうか?石狩川の中流域にある岩だらけのポイントです。

山の中の渓流ならばこういった雰囲気の場所もたくさんあると思いますが、ここはちょっと違います。北海道で一番長い川、石狩川の中流域の水が全部通る場所なのです。

独特の緑色をした岩もなかなかキレイです。

先日、旭川まで出かける用事が出来て時間が余りそうでしたので時間を潰せる場所、と考えてここを思い出し、実際に訪れてみました。

ちょうど紅葉がピークだった時期であったこともあり、なかなかいい景色を見て撮ってくることが出来ました。

アクセス

神居古潭は国道12号のすぐ脇にあります。

札幌から旭川に向かうときには国道12号を走って深川市を抜け、旭川市街に入る直前のトンネルが連続するポイントにあります。

この区間、国道12号線は石狩川沿いを走っていますので、川が谷間にさしかかる区間は道路の方も狭い場所を通ります。路線の改良の結果、この区間はトンネルだらけになったわけですね。

元々、道路側から神居古潭にアクセスする場所は国道沿いにあったようですが、今は本線が川から少し離れた場所のトンネルに移動していて、神居古潭には国道の旧道から入る形になります。

札幌方面からのアクセスだと左折、旭川市内からだと右折で入ることになります。

旭川市街からはクルマで10分ほどの距離だと思います。

ただ、最近は少し廃れてしまった感じの場所のようで、駐車場のキャパシティはすごく小さいです。まあ、今はさほど混雑はしないようなのですが。

岩と緑と水と真っ白な橋

神居古潭では歩行者用の真っ白な橋を渡って石狩川の対岸に渡ることが出来ます。そちら側にはJRの旧神居古潭駅が保存されています。

この区間、JRのほうも路線の改良が行なわれていて、今は長いトンネルで通過してしまうポイントになっています。風景は素晴らしいだけにちょっと残念かもしれませんね。

ただ、両側の崖が崩れる可能性とかカーブのきつさなどの関係でやむを得ない、と言うのも理解できます。

石狩川の両側はかなり硬い岩が流れに迫っていて、一番幅が狭い場所は本当に川上流の渓谷を思わせるぐらいの幅しかありません。そんな中を石狩川中流の水量が流れているわけですから、その深さはある程度予想が出来るのではないでしょうか。

間違えて流れに落ちてしまったらまず助からないのではないかと。嫌な渦を巻く流れも実際に見えていましたし。Wikipeiaによれば一説では川の最深部は70mにも及ぶと言われているとか。

川による水運に頼っていたアイヌの人たちにとってもとんでもない難所だったようです。

国道側から旧神居古潭駅側に渡る橋はなかなか趣のある木製の真っ白な橋。こちらもいわゆるフォトジェニック、って景観ですね。

周辺の山々は緑に覆われていますが、紅葉の時期、赤く染まる木が少なめなのがちょっと残念と言えば残念。それを割り引いたとしても見事な景色なのは間違いないです。

旧神居古潭駅のそばにはSLも展示されています。ただ残念ながら保存状態はよろしくないのですが。

昔から秋のお土産はリンゴ

神居古潭周辺ではリンゴの栽培が行なわれていて、小さなお土産物屋さんでは秋には必ずリンゴが店頭に並びます。今回もしっかり売っていました。

しっかり買ってきて味わいましたが美味しかったですよ。

そのお土産物屋さんもすごく小さくて駐車場も狭め。あまり注目されなくなってしまった観光地ですが、行ってみる価値は十分ある場所だと思いました。