JR北海道久々の新造特急「ハマナス編成」を雪の東恵橋で

2020年12月12日

今年JR北海道が久しぶりに観光用途も強く意識した特急列車用車両を製造しました。特急宗谷、とかちなどで使われている261系気動車をベースにしたものです。5両編成で1両は乗客みんなが自由に使えるロビーカー的な作りになっています。

2編成が実戦投入の予定ですが、まずはハマナスの花の色をモチーフにしたはまなす編成が定期運行に投入されました。2021年2月まで函館本線・宗谷本線で特急宗谷、特急サロベツで運用されます。

先日著者の住む地域は初雪が降り、今は根雪になりそうな雰囲気で積雪が増えて行っています。ある程度白くなった景色の中を鮮烈な色合いをまとった列車が往くのはなかなかに見栄えがするもの。いつもの東恵橋に写真を撮りに行ってみました。

狙いは下りサロベツ4号

東恵橋あたりを通過する特急車両を狙うなら比較的絵作りがしやすいのは下り列車の方です。

南側の山の陰から列車が出てきて途中短い直線を挟んでのS字カーブを走る車両を上からのアングルで撮影することが出来ます。

ただし最初のカーブまでの距離はかなり遠く、列車を画面目一杯のサイズに捉えるためには換算焦点距離にして800mm程度は最低必要になりそうな感触です。著者はタムロンの150-600mmズームとEOS 7D MarkIIの組み合わせの換算960mmで狙います。

ただ、このときは雪の影響か風向きの関係か接近する列車の「音」が全く聞えず、気づいたら既に奥のカーブをある程度曲がった位置に列車がいて慌てて撮影しました。

慌ててフレーミングしたにもかかわらず割とビシッとフレーミングは決められましたし、その後のフォローもかなりスムーズに行えましたので、ようやくこのレンズになれてきたのかもしれません。

タムロンとキヤノンのズームレンズのズームリングの回転方向逆なのですよね。

サロベツが通過する直前から雪の降り具合がかなり強まっていましたので明るさがかなり落ちていてさらにかなりの降りの雪が画面に映り込むことで、ライトが効いている雰囲気が出て光が雪に滲むいい感じの写りになってくれました。

ISO800まで感度を上げていますが、こういった絵柄であれば画面の荒れはほとんど気づきません。

直前には上り普通列車も通過

下りサロベツが東恵橋を通過するのは定刻だと14:37ごろ。(この日は大雪の影響で15分ほどの遅れ)

その直前に名寄行きの上り普通列車がこの場所を通過します。基本的に1両だけのディーゼルカーの走行で、地方の路線らしい雰囲気のある1枚も狙えます。

雪の季節の走行シーンはどの車両でもらしい雰囲気が出て著者は大好きです。

直前に雪が降っていたか、現在進行形で雪が降る中の撮影にはなりますが。

今年も野生動物が狙えるかも?

昨シーズンは線路回りに鹿の足跡がなかったのですが、この撮影の際には線路のすぐ横に何らかの野生動物の足跡がたくさん残っていました。恐らくはエゾシカでしょう。

サロベツが通過後、先の方で数回警笛を鳴らしているのも聞えましたので、線路の近くに何らかの動物がいたのだと思われます。

運が良ければ雪と野生動物を列車に絡めた一枚も狙えるでしょう。

また、この撮影の際に恐らくイヌワシと思われる猛禽がかなり低空を飛んでいるのも撮れました。

毎年オオワシやオジロワシがやってくるポイントですので、列車撮影の待ち時間はちょっと空を眺めてみるのもおすすめですよ。

彼ら、人間をあまり警戒していないようで時々すごい低空飛行をやってくれます。条件が良ければこちらでも素敵な一枚が狙えます。