雪景色の中のはまなす編成もそろそろ撮り収め

2021年3月8日

著者の住む町周辺では降り積もった雪が完全に消えるのは4月に入ってから。3月中はそれなりの雪が残ったままではあるのですが、段々と雪解けが進んで積もった雪が真っ白ではなくなっていきます。

ここ数日は4月頃の暖かさがやって来て雪解けが一気に進み始めました。今年は春の訪れが早いとの情報も出ています。

そういった訳もあって真っ白な雪の中の真冬らしい列車の写真もそろそろ撮り収めの時期です。雪を派手に飛ばすラッセル車ももうほぼ諦めでしょう。

そういえば完全に冬の景色の中を行くはまなす編成の特急もなんだかんだで巡り合わせに恵まれず撮影できていませんでした。結構運休していましたし。と言う訳で新たな撮影ポイントをチェックに行きつつ、朝の下り宗谷ではまなす編成運行の日を狙ってみました。

なかなか良い撮影ポイントだった

行ってみたのは名寄市の市役所すぐ側にある跨線橋の上。

線路真上には背の高いフェンスがついているのは今どきの跨線橋共通の状態ですが、金網が高くなっている場所のすぐ横からは手前のあれこれのオブジェクトに邪魔されずに列車を狙えるいいポイントがありました。

ちょうどいい感じのポジションにいい感じのカーブがあって実に絵になる角度です。

さらにこの場所は名寄駅を出たばかりの列車がそれなりにRのキツイカーブを抜けてくるところですから、通過する速度が低め。走行する列車を追いかけながらズーミングしつつの撮影でも車両のフォローがかなり楽です。

角度的にも縦アングルでも横アングルでも上手く画面の幅を活かした写りになりやすいポジションですね。

そしてカーブを抜けるあたりで本格的にエンジンを吹かして加速を始める場所ですので、真冬のしばれた日ならばこの場所から派手に排気が白くなるシーンを眺めたり、写真を残すのも狙えるでしょう。

ポジションチェックに行った日は気温が高めで排気は全く色がついていませんが、アップで見ると温度差による揺らぎが派手に出ているのが分ります。

カーブでの撮影パターンが色々楽しめる

このポジション、線路のカーブと撮影場所の位置関係が絶妙な感じで、カーブの外側からの撮影、内側から列車を見るようなアングルの両方が狙えるような場所になっています。

列車がカーブの奥の方にいるタイミングだと列車の内側を撮影するパターン。

正面ぐらいに入るポジションだと縦アングルでキッチリフレームに収る位置関係。

手前まで列車が来るようにタイミングを引っ張ると、カーブ外側から列車を撮るような位置関係になります。

一箇所で色々な撮影パターンを楽しめるいい場所でした。

前の節でも書きましたが、ここは駅構内を出てすぐで回転半径がきつめのカーブを抜けるところですから列車の速度がかなりゆっくり。追いかけながらの撮影は非常に楽です。走行中の列車の撮影の練習にも良さそうですね。

一点集中だと通常は列車の後ろが切れるはずですから、そういった失敗を減らすためのファインダーの見方の訓練にもなるでしょう。

また、線路・列車との距離が近い場所ですので、列車が手前まで来るのを待てば標準ズームレンズでも見栄えのするサイズの写真が狙えます。また、スマートフォンの標準カメラの方でもそれなりの大きさの列車が撮れるはずです。

縦アングルで収まりの良い列車の姿も狙えますが、さすがに動いている列車を撮影している最中にカメラの横アングル、縦アングル切り替えは現実的ではありませんから、基本横アングルで撮影、家に帰ってからデジタル暗室でのトリミングがおすすめですね。

フルフレームを使い切るのは最高画質の一枚を狙うには重要なことではありますが、もうちょっと柔軟に考えて最後のフレーミングのツメは家に帰ってからのトリミングで調整、と考えると色々と撮影は楽になります。

A4、A3などそこそこのサイズへのプリントでも1,000万画素もあれば、必要十分な画素密度は得られます。